音圧を上げたいなら、コンプレッサーの使い方を理解しよう!

DTMで音圧をあげるためには、コンプレッサーの使い方を理解する必要があったんですね。
ここでは、Logic Pro Xに標準装備されているコンプレッサーで、音圧を上げる意味と、上げる方法ををわかりやすく解説いたします。

 

コンプレッサーって?

音を均している

直訳すると”圧縮機”ですね。
何のために使うかって、主に、音に厚みを持たせるため、ですよね。
マスタリングでは、音をならして全体に馴染ませる役割も果たします。
音って、形にすると上図のような波形を描きますが、波の谷間には音がありません。
ということは、その波の隙間を埋めることで、音に厚みを出すことができる、というわけですね。
そしてそのギザギザを潰してならしてくれるのが、コンプレッサーというわけです。

 

ロジックのコンプレッサーの見方

グラフで見る

メーター

メーター表示

 

 

 

 

 

 

 

デフォルトでは上図のようにメーター表示になっていますが、目で見て分かりやすいよう、グラフ表示に変更します。

グラフで見る

グラフ表示

 

 

 

 

 

 

 

メーター表示だと、針がプルプル動くので、いじる際はグラフ表示がオススメです。

 

音圧をあげる手順

リダクション前

コンプレッサーはオンにするだけでは、圧縮はほとんど効いていません
グラフ表示で、目で確認しながら音圧を上げていきます。

 

リダクションする

10リダクションする

まずは、コンプレッサーで圧縮したい量をリダクション、つまり削ります
分かりやすくするために、ここでは上図のように、10db削ってみます。

リダクションするためには、スレッショルドのつまみで調整します。
上図では、10db削るために、スレッショルドの値は-29dbにする必要がある、というわけです。
”閾値”と訳されますが、このスレッショルド値を超えた音を潰す、というわけです。

スレッショルドについて説明しているサイトも見かけますが、このスレッショルド自体の値にはほとんど意味がありません
意味がないというのは、この値を覚えても意味がないということです。

あくまでリダクション量が基準であり、そのリダクション量にするために、結果として出た値」くらいに覚えておけば問題ないでしょう。

圧力がかかった

実際にリダクションすると、右側のグラフの動きで、”圧”がかかっていることがわかります。

 

削ったらゲインする

ゲイン前

リダクションした分、音はならされて(潰されて)いますが、これだけでは音圧は上がっていません
この”10db”分ならした状態のまま、ゲインします。

ゲインされた

ゲインのつまみを回すだけです。
すると、左側のグラフの形が膨らんだ(斜線を超えた)のがわかります。
この斜線を超えた分が、音圧が上がった量になるわけです。

これを施すだけで、ボリュームフェーダーを使わずに、ボリュームが上がったことを感じられるはずです。

 

まとめ

音圧を上げるというのは、音を潰してゲインする、ということなんですね。
言葉が矛盾しているようにも聞こえますが、コンプレッサーで音のバラツキをある程度ならして、ゲインで引き上げる作業を施すということ、ですね。

例に使ったのは、ボーカルトラックのサンプルですが、各楽器ごと、つまり各トラックごとにこの作業を施すと、おのずと全体の音圧が上がります

別記事で、一発でマスタリングをする方法も書いていますが、ホントはこの方法で音圧を上げて、マスタリングはさらっと仕上げるのがベターですね。
ま、ケースバイケースで使い分けましょう!

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